一つ前の記事、投げっぱなしにも程があるだろ……。

それはそれとして、もう少ししたら新セット『新たなるファイレクシア』が発売されるので最近自分が使用しているRGヴァラクートに加えうるのはどういったカードなのか、考察してみたいと思います。
4:《稲妻/Lightning Bolt》
4:《探検/Explore》
4:《カルニの心臓の探検/Khalni Heart Expedition》
4:《砕土/Harrow》
4:《原始のタイタン/Primeval Titan》
3:《ゼンディカーの報復者/Avenger of Zendikar》
2:《業火のタイタン/Inferno Titan》
1:《テラストドン/Terastodon》
2:《召喚の罠/Summoning Trap》
2:《緑の太陽の頂点/Green Sun’s Zenith》
1:《水蓮のコブラ/Lotus Cobra》
1:《ジョラーガの樹語り/Joraga Treespeaker》

10:《山/Mountain》
4:《森/Forest》
3:《新緑の地下墓地/Verdant Catacombs》
4:《溶鉄の尖峰、ヴァラクート/Valakut, the Molten Pinnacle》
3:《進化する未開地/Evolving Wilds》
3:《広漠なる変幻地/Terramorphic Expanse》
1:《怒り狂う山峡/Raging Ravine》

サイドボード

3:《跳ね返りの罠/Ricochet Trap》
3:《転倒の磁石/Tumble Magnet》
3:《水蓮のコブラ/Lotus Cobra》
2:《紅蓮地獄/Pyroclasm》
2:《召喚の罠/Summoning Trap》
2:《ジョラーガの樹語り/Joraga Treespeaker》

・土地構成
・稲妻4枚

最初に言っておくと、土地に限らずこのデッキはAKKAさんのヴァラクート(参照:http://worldandworld.diarynote.jp/201103290210298773/)を自分に合うよう調整したものです。山10枚、緑マナ14枚、タップイン14枚、フェッチ9枚のバランスは初手キープ率やコブラとの噛み合いも含めた多くのな観点から見ても申し分なく黄金比と言っても差し支え無いと思いますし、最低限の除去として稲妻を4枚採用することもたしなみと言っていいと思います。つまり結論を言えばこの2点はノータッチ。

・マナ加速
4:《探検/Explore》
4:《カルニの心臓の探検/Khalni Heart Expedition》
4:《砕土/Harrow》
1:《水蓮のコブラ/Lotus Cobra》
1:《ジョラーガの樹語り/Joraga Treespeaker》
(2:《緑の太陽の頂点/Green Sun’s Zenith》)
3マナ・ソーサリーとランプカードの中で最も打ち消し呪文に対して脆弱である点を嫌って耕作を全て外し、その4枠にマナクリーチャー2種類とそれらをサーチする緑の太陽の頂点2枚を充当。見做し含みではあるものの総枠は16枚>16枚と変更なし。

・このパターンへと至った理由

1,対青での呪文貫き耐性

相手が青1マナを立てていて、こちらが4マナという対青でよく見かける場面では耕作・砕土だと、呪文貫きがチラついて即時の使用がためらわれます。ですがこのデッキでの緑頂点ならば緑マナが2つあることを前提(レベルアップの為)とするもののx=1で使用出来るので呪文貫きを回避することが可能になっています。

2.対同型でのワンチャンス

多くの同型対決では先手番が有利だとされていますがヴァラクートもそれに漏れず先手有利です。それも圧倒的な。
ですが、ジョラーガの樹語りはこれを覆しうる可能性を秘めています。

・1Tに森がある(フェッチ含めて7枚)
・2Tに2マナのランプ呪文がある(コブラと探検で5枚)
・そもそも自身が1枚

そんなごく低い確率ではあるものの3Tタイタンを達成することが可能であるということはオカルティックですが後手の絶望感を少しだけ和らげてくれます。

3.初手キープパターンの増加

仮に自分が耕作の入ったヴァラクートを使っているとして
『土地5枚、緑タイタン、耕作』
という初手を積極的にキープしたいと思うでしょうか?
多くの方は相手に触れないこと、初動3Tタイタン5Tという遅さを嫌ってマリガンするでしょう。しかしこのデッキの場合だと状況は変わります。
『土地5枚、緑タイタン、緑頂点orジョラーガorコブラ(+新緑の地下墓地)』
いかがでしょうか。相手の除去、打ち消し呪文など非常に多くの懸案事項はあるものの事実上最速パターンである4Tタイタンへの道筋が見えています。

・召喚の罠を含むフィニッシャー選択
4:《原始のタイタン/Primeval Titan》
3:《ゼンディカーの報復者/Avenger of Zendikar》
2:《業火のタイタン/Inferno Titan》
1:《テラストドン/Terastodon》
2:《召喚の罠/Summoning Trap》
(2:《緑の太陽の頂点/Green Sun’s Zenith》)
フィニッシャーも10枚>10枚と枠は変わっていません。カウンター対策の召喚の罠2枚も同じ。赤タイタン2枚の報復者3枚なのは紛失して2枚しか無いという物理的な理由と単純に自分は報復者のフィニッシュ性能を好んでいるという心理的な理由があります(笑)
1枚のテラストドンは一応、記憶殺しへの対策で種類を散らしたいという理由付けはあるのですが、まあいわゆるデッキの遊びですね。多分ここがワームとぐろエンジンや3枚目の赤タイタン、4枚目の報復者であったとしても大勢に影響はないでしょう。
なお一応記述しましたが、緑頂点はフィニッシャーとして特に語る点はありませんね。ただただ便利なカードです。

・以上を踏まえどのようなカードがこのデッキに投入し得るか

と、言ったところで現状公開されているカードはリークされた出所の怪しいものも含めてもそれほど多くないのでそれら確定情報の中で探した場合残念ながら迷わず採用できるレベルのカードはありません。ただ、現在公開されているカードから類推できる範囲でそれなりに投入を検討できるメカニズムが散見できます。

・法務官、大長サイクル

いずれも緑のそれは未だ発表されていませんが、エリシュ・ノーンに並みの性能を持つ緑のファッティが来ればゼンディカーの報復者、ガイアの復讐者、テラストドン辺りを食う可能性は十二分にあります。

・φマナ

2ライフ支払うことで色拘束を無視できるこのシステムはフィニッシュターンが早く、ビッグマナとしての側面も持つヴァラクートにもマッチしています。φφφ6くらいで強烈なのがあれば上のサイクルと同じくデッキに入ってくると思います。

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竹

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